救世主イエスの言葉-5 ―2025/03/18 23:46

Take therefore no thought for the morrow: for the morrow shall take thought for the things of itself. Sufficient unto the day is the evil thereof.

「だから、あすのことを思いわずらうな。
あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。
一日の苦労は、その日一日だけで十分である。」
(マタイによる福音書6:34)
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人間の生活は心配すれば、きりがない。
一数先は闇、という言葉がある。
しかし、次の日に、何かの幸運が生じる可能性もゼロではない。
希望を持って、忍耐強く努力すれば、報われるものである。

さらに、愛に満ちた神様を信頼すれば、神を信じる者を見捨てることはないと考えるべきです。

例えば、トランプは一度、バイデンに敗れたが、諦めずに大統領選に再び挑戦し、再選復活を果たした。

石破首相も、何度も総裁選で敗れていたが、ついに首相になった。

政治家には信仰心がない者は多いが、情熱をもって活動していれば、いつかは報われるということを、経験的に学んでいる。


要するに、何があっても、神様への信仰心があれば、いつかは、何らかの形で願いが実現すると信じて、悲観的にならずに生きていくべきです。

信仰心の無い政治家でも、楽観的な者は、いつかは成功する。ましてや、全知全能の神様を信仰する者であれば、状況にかかわらす、神様の助けを信じて、楽観的に生きよということです・・・

救世主イエスの言葉-62025/03/20 12:54

それを見たイエスは、「この女は、だれよりも多くささげたのです。」
(ルカの福音書 21:3)

So He said, “Truly I say to you that this poor widow has put in more than all."
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神殿で寄付金を入れる人の中に、貧しい寡婦が持っているカネの全てを寄付するのを見て、イエスは彼女をほめて言った言葉です。

同じ意味のことが仏典でも書かれている。

金持ちが、いくら寄付しても、心のこもらない寄付金は意味がない。しかし、生活に苦しむ者が、わずかでも寄付すれば、生活をかけて寄付したことになり、信仰の大きさを表し、神様は高く評価する。

ただし、この話は、インチキ宗教団体に悪用されることがある。宗教団体は、できるだけ多くの寄付金を集めようとし、自分達の利益をはかろうとするものだからです。

それでも、貧しい人が、他の貧しい人を助ける気持ちには、真の同情心があり、神もそれをよく見ており、死後は天国に受け入れられることになる・・・

救世主イエスの言葉- 7 ―2025/03/22 02:50

「また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、革袋もだめになる。 」(ルカの福音書 21:3)

And no man putteth new wine into old bottles; else the new wine will burst the bottles, and be spilled, and the bottles shall perish.
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「新しいぶどう酒」とは、信仰心のある心です。「古い革袋」とは、信仰を持つ前の生き方です。(注:bottle(ボトル)は革袋と訳されている。)

つまり、新たな信仰心は、新たな生き方の中に入れなければならない。

これは、「過去は問わない、これからの生き方だけが問題だ」という、仏教や神道などの本当の指導者の言葉につながる。

新たな信仰心を持っても、従来通りの生き方をしていえば、信仰心は失われ、生活も混乱し、むしろ、信仰心のなかったときより悲惨になる、という意味です。

だから、イエスは、「家族も、仕事も、友人も捨てて、私に従いなさい」という意味のことも言っている。

仏教や神道などでも、修行者は人里離れた山の中で修行をすることがある。霊的な向上は、社会生活から離れた場所で行うのが普通です。キリスト教でも、修道会など俗世間を離れた場が用意されている。

いずれにしても、この世的な生き方を離れて、信仰第一の生き方をしなければならない。たとえ、この世的には悲惨な人生になっても、信仰的には満たされる。物質的には不幸になっても、霊的には幸福に成る。

これが、本当の宗教の厳しさです。この世におけるのと同じように、損得やカネ儲けを考えて、宗教の道に入るのは間違いです・・・

救世主イエスの言葉- 82025/03/23 22:12

「それで、わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができよう。 」(ルカの福音書 7:24)


Therefore whosoever heareth these sayings of mine, and doeth them, I will liken him unto a wise man, which built his house upon a rock:

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人生という家を、砂の上に建てる人間が大部分です。しかし、イエス・キリストへの信仰心を持って人生を送る者は、砂ではなく岩の上に家を建てるように、強固な人生を築くことができる。

悪魔に魂を売って、エリートや富裕層になっても、その人生の基盤は岩ではなく、洪水や嵐で崩れるような砂です。

しかし、正しい信仰心があれば、人生の基盤は何があっても崩れることはない。

自分が、イエス・キリストや神様につながっていると信じるだけで、貧困や病気など、人生の不運に耐えられる。

人は、何度もこの世に生まれ変わって、輪廻転生をして、魂の修行を積まねばならないというのも、悪魔の影響下にあるこの世で、神様への信仰心をどれだけ持てるかを試されているからです。

イエス・キリストの言葉を学び、神様への信仰心を持てば、この世でどんなに不幸であっても、死後は、天国に受け入れられると確信が持てるのです。だから、人生の洪水や嵐にもびくともしない心を持つことができる。

「知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわされた。」2025/03/25 02:01

神様に感謝してイエスは言った、「これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわしてくださいました。」(マタイによる福音書11:25))


Father, Lord of heaven and earth, because thou hast hid these things from the wise and prudent, and hast revealed them unto babes.
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幼な子は、まだこの世の常識や悪に染まっていないので、霊的な感覚を持っている。

霊界では、神様の与える真実と愛が満ちており、嘘や偽りがない。だから、この世でも真実が支配していると考える。

勿論、幼な子も、この世では悪や虚偽が存在することに気づくが、真実との違いはすぐに分かる。だから、幼な子には信用できる人間と、そうでない人間はすぐに分かる。

しかし、成長するにつれて社会の常識や、損得の判断ができ、世の中の常識を受け入れるようになる。

そして、世の中の常識とは、物欲や金銭欲に基づく、偏った常識です。そして、悪魔が広める拝金主義の影響を受けている。

物質文明とは、悪魔の教えに影響を受けた文明です。しかし、幼な子は、霊界に近い心を持っているので、物質文明の悪や虚偽を見分けることができる。

神様の教えは、霊的な心がなければ理解できないが、幼な子には、まだ霊的な心が残っているので、神様の教えや、真実を理解できる。

だから、イエス・キリストは、「神に国に入るには、幼な子のようにならなければならない」とも述べている。

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