「聖なるものを犬に与えてはならない。真珠を豚に投げてはいけない。」2025/04/01 23:24

「聖なるものを犬に与えてはならない。また、真珠を豚の前に投げてはいけない。犬や豚はそれらを足で踏みつけ、向き直って、あなたがたをかみ裂く。」(マタイによる福音書 7:6)

Give not that which is holy unto the dogs, neither cast ye your pearls before swine, lest they trample them under their feet, and turn again and rend you.

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これは、霊的な教えです。動物の犬や豚を攻撃している言葉ではない。

霊的に、犬や豚などの動物霊を持った人間がいるということです。

人類が地上に発生する100万年くらい前までは、人間の霊は動物の肉体に入っていたという説がある。

阪大工学博士の発明家、故政木和三によれば、人類の祖先は3億6千万年前に、火星と木星の間の惑星からUFOで地球に来たが、当時は地球には人類がいなかったので、彼らの魂は他の動物の肉体に入ったという。そして、約100万年くらい前に人類が発生してから、その肉体に彼らの魂が入るようになったという。ただし、動物の体内に入っていた時代が長かったので、そういう魂は動物の霊の影響を受けたという。

つまり、かつて動物の霊の影響を受けた霊が、今の人類の体内に入っている。そういう霊格の低い霊を持つ人間は、神様の愛や真理が理解できない。だから、いくら道徳の教えを聞いても理解できない人間がいる。

むしろ、そういう動物霊に近い霊を持った人間は、愛や慈悲、親切心を持った人間を弱い生き物だと考えて軽蔑し、攻撃する。

人間社会から見れば、性悪説が適用できる魂を持った人間がいるということです。しかし、彼らから見れば、弱者を攻撃するのが自然なのです。性善説が適用できる人間は、そういう動物霊の影響の少ない魂を持った人間です。

そういう動物霊に近い霊を持った人間は、悪魔の影響を受けやすい。動物なら許される自然で野蛮な生き方が許されない人間界に不満を持った霊は、悪魔にそそのかされて、密かに野蛮で悪魔的な生き方をする。

表面的には、善人でも陰で悪を行う人間や、表面的には宗教家であっても、密かに不道徳な行為をする人間や、とんでもない異常な魂をもった人気タレントや政治家などがいるのです。また、上辺は美人でも、魂は野獣だという女性もいる。要するに、よほどの霊能者でなければ、他人の心の源である霊の本性は分からない。

だから、犬や豚のような動物霊を持った人間には注意せよ、という教えです。

政木和三によれば、日本でも八割の人間は、動物霊の影響を受けている霊格の低い人間です。仏教や神道の伝統があっても、霊格の高い人間は二割程度です。

キリスト教圏の欧米でも、霊格の低い人間は日本並に多いし、古代儒教と縁の切れた中国では、日本以上に霊格の低い人間がいると考えられる・・・

聖書を読み、清貧生活をすれば、動物霊の影響はなくなり、霊格を高めることができる。

「右の頬を打たれたら、左の頬も出せ」2025/04/02 22:43

「しかし、わたしはあなたがたに言う。悪人に手向かうな。もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい。」(マタイによる福音書 5:39)


But I tell you, do not resist an evil person. If anyone slaps you on the right cheek, turn to them the other cheek also.

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これは、有名なイエスの言葉です。

イエス以前は、「歯には歯を」という復讐主義が世の中の常識だった。しかし、イエスは復讐主義の無意味さを教えたのです。

信者を殴る人間は、悪魔に操られているので、殴り合いをして相手を倒しても、背後の悪魔は影響を受けない。何度も、悪魔は人に取り付いて、信者を攻撃させる。

その悪魔に勝つには、暴力ではなく、愛と信仰によるしかありません。

また、無抵抗の信者は、神様が天使を送って助けてくれるのです。悪魔も、悪魔に使われる人間も天使には勝てない。信者を攻撃する人間は、最後には天使に滅ぼされるのです。

悪魔に魂を売った人間は、暴力やカネの力、権力で人を支配し、屈服させようとする。そういう人間に逆らえば、ますます怒り狂う。また、逆に暴力や金力、権力でそういう人間を倒しても、背後の悪魔は笑うだけです。悪魔はどちらが倒れても喜ぶのです。

しかし、暴力を嫌って、殴り返さなければ、相手も怒り、憎む気持ちが失せて、逆に、いつか仕返しを受けることを心配するようになる。

実際、信者の背後には神様の天使がついており、悪魔に取り付かれた暴力人間から信者を守ってくれるのです。

また、神様は自由に人に命を与え、命を取り去ることができる。信者を殴るものは、神様を敵に回したことになり、いつ神様に罰されてもおかしくない。

つまり、信者を殴る人間は、神様による罰を受ける運命を選んだことになり、破滅に向かって進んでいるのです。

信者は、悪魔を喜ばすような復讐はせず、神様が送る天使にゆだねるべきなのです。

「神と富とに兼ね仕えることはできない」2025/04/03 21:35

「だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない」(マタイ6:19~24)

“No one can serve two masters. Either you will hate the one and love the other, or you will be devoted to the one and despise the other. You cannot serve both God and money."

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要するに、「神を取るか、カネを取るか」ということです。

カネは、物質文明を象徴するものです。イエスが目指す、霊的文明とは、相反するものです。

信仰心によって、霊性が高まれば、人はカネを求めなくなります。

衣食住の全てを、霊能力で満たすことが理想です。

こういう極端なことは、今の教会では教えません。ご利益を求める他の宗教でも、こういう教えは採用しません。

しかし、イエスを信じることで、霊能力がつき、カネの不要な生活ができる、と信じるのが本来のキリスト教です。

霊能者には、奇跡が起きて、カネがなくても生活できるようになる。これが、本来のキリスト教です・・・

「人にはできない事も,神にはできる」2025/04/04 14:30

「人にはできない事も,神にはできる」 (ルカによる福音書 18:27)

And he said, The things which are impossible with men are possible with God.

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これが、キリスト教神学の基本です。

物質文明の中では、人間にはできないことも、霊的文明の中では、できるようになる。だから、物質文明から霊的文明への転換が求められているのです・・・

「イエスの言葉を聞いて受けいれれば、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ」2025/04/05 14:01

「また、良い地にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞いて受けいれ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶのである」

Still other seed fell on good soil. It came up, grew and produced a crop, some multiplying thirty, some sixty, some a hundred times.

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イエスの教えを聞いても、誰もが進行をもつわけではない。

しかし、善良な心を持っている人間は、イエスの教えが理解でき、その教えに沿った生き方をするようになる。そして、その影響は、周囲の人間に現れる。つまり、信者の好影響は、周囲の30人、60人、100人に現れるということです。

世の中には、悪魔に魂を売って、自分の利益を追求し、カネを求め、損得勘定だけで生きている人間もいる。彼らには、イエスの言葉が理解できないし、神様の教えを嫌う。

また、最初はイエスの言葉に感激しても、世の中で生きるために、悪魔の教えに従い、やがて、イエスの言葉を忘れる人間も多い。

現在の物質文明は、欲の追及の上に成り立っており、他人の不幸を喜ぶような人間が多い。しかし、隣人を愛せというイエスの教えに従っている人間は、霊的な生き方をする。

現在の物質文明は、いずれ崩壊し、その後に、霊的な文明が成立すると思われる。その新文明の基礎になるのは、イエスの教えだと思われる。

イエスの教えは、一人から、30人、60人、100人へと広がって行き、霊的な文明の樹立につながるのです・・・
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