「貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである」2025/03/31 18:47

「心の心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。 」(マタイによる福音書 5:3~4)

Blessed are the poor in spirit: for theirs is the kingdom of heaven. Blessed are they that mourn: for they shall be comforted.

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イエスは、貧しい人を助けるために、この世にやってきた。物質的に貧し人を助けるのが、イエスの使命です。

「心の貧しい人」という表現にこだわる必要はない。

この世は、悪魔の影響下にあり、悪魔はカネを使って人々を支配している。そして拝金主義がはびこっている。その犠牲者の貧しい人を救うのが、イエスの目的なのです。

エリートや富裕層は、豊かな生活をして、精神的にも満たされ、豊かな心を持っている。だから、物質的に貧しい人は、貧しい心を持っているとも言える。

エリートや富裕層は、カネを使って学ぶ機会も多く、心を豊かにする美術品や、観光旅行も楽しむことができる。しかし、貧乏人はそういう機会もなく、心を満たす作品を入手することもできない。

エリートや富裕層は、宗教人からさまざまなサービスを得ることが出来、さまざまな知識を得ることができ、宗教的にも多くの知識を得ることができる。しかし、貧乏人は宗教的にも無知のまま生きることになる。

要するに、文化生活も送れない貧乏人は、心も貧しくなる。

だから、そういう人間を愛して、救うのがイエスの使命です。つまり、「キリスト教は、本来、貧乏人の宗教」だと言われる。

この世は、悪魔の影響下にあり、悪魔に魂を売ってカネ持ちになるものが多い。しかし、そういう人間は、当然、天国に入れない、というのがイエスの教えです。

貧しい人は、心を豊かにする文化生活もできず、多くの苦しみを背負わされ、多くの悲しみを経験する。そういう人は、死後、霊界で慰められ、天国に受け容れられる、というのがイエスの教えです。

世界の宗教の中で、これほど明確に、貧乏人の味方であることを宣言した宗教は少ない。

そして、イエスは「金持ちは、天国には受け容れられない」と、明確に述べている。

この世では、金持ちは物質的に幸福に成るが、あの世では、貧乏人に幸福が与えられるというのが、イエスの教えです。

この世で幸福、あの世でも幸福というわけにはいかない。この世で物質的に幸福な人は、霊界では幸福にはなれない。霊界では、愛と信仰のみが意味をもつからです。

この世で、悪魔に魂を売って富裕層になり、愛と信仰を実践しなかった人は、霊界から地獄に落とされる。そもそも、愛と信仰があれば、この世ではエリ-トや富裕層にはなれない。

だから、イエスは、「カネを取るか、神を取るかだ」と教えておられる。

つまり、貧しさは、天国への切符なので、本来、誇るべきものなのです。この世の常識とは逆に・・・
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