「その石一つでもくずされずに、そこに他の石の上に残ることもなくなる」2025/04/14 16:15

そこでイエスは彼らにむかって言われた、「あなたがたは、これらすべてのものを見ないか。よく言っておく。その石一つでもくずされずに、そこに他の石の上に残ることもなくなるであろう」。


“Truly I tell you, not one stone here will be left on another; every one will be thrown down.”

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これは、壮麗な神殿を見て、弟子たちがその威容に感嘆して、感激の言葉を出したときに、イエスがそれを戒めた言葉です。

つまり、物質的に繫栄した神殿も、真の信仰の上に立っていないなら、神様が滅ぼされるということです。つまり、その石作りの神殿は、その全ての石が崩されるということです。

実際に、イエスの死後、エルサレムの神殿は、ローマ軍によって破壊されます。今では、嘆きの壁しか残っていません。ユダヤ人は、その前で祈りを捧げますが、新約聖書のイエスの言葉には反発するでしょう。

これは、また、物質文明への警告でもあります。現在の物質文明は、壮麗な都市を生み、華麗な建物が多く作られています。しかし、この物質文明も神様によって見捨てられれば、その建物も崩壊し、あとは荒野になるか、海の下に沈みます。即ち、世界の破滅の予言につながるわけです。

イエスが、こういう言葉を発しているのは、物質文明の崩壊を予言していることになります。今も、ネット上ではさまざまな予言が出されています。それらを、都市伝説や陰謀論だとして安易に無視するのは、イエスの教えを軽んじることになります。

歴史的には、かつて、人類の滅亡を予言した宗教団体は多くありますが、その予言は外れ、21世紀まで人類は発展しています。しかし、それでも20世紀末から、さまざまな霊能者が近未来には人類に危機が生じると述べています。

例えば、18世紀の科学者のニュートンも、聖書を研究をして、2060年頃から世界の破滅が始まると書いています。また、同じく18世紀の神秘家スウェーデンボルグも、21世紀には最後の審判の効果が表れ、世は一新されると述べています。

日本でも、明治時代から霊能者や宗教家が第二次大戦後の日本や世界の破滅を予言しています。特に、心霊研究家の故政木和三や故塩谷信男などが、環境破壊による地球の危機が生じると、20世紀の後半には、述べています。また、奇跡のリンゴの木村秋則は、UFOの中で異星人から2032年に人類の世界の終わりが来ると知らされています。さらに、霊能漫画家のたつき諒も、2025年に太平洋岸で大津波が生じるとの予知夢を見たと述べています。

実際に、異常気象やウクライナ戦争などで、世界の危機が増大しており、今世紀前半には地球に大きな危機が生じると思われます。つまり、近代都市の壮麗な建物も、石一つ残さずに崩壊する可能性がある。

さらに、聖母マリアの霊も、世界各地で現れて、近未来に人類に大きな悲劇が生じると警告しています。

終末論に脅かされる必要はありませんが、物質文明はいずれ崩壊します。やはり、人類は霊的な文明に進むべきです。

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