「わたしのものは皆あなたのもの、あなたのものはわたしのものです」 (ヨハネによる福音書 第 17 章) (All I have is yours, and all you have is mine. And glory has come to me through them) ― 2025/11/12 23:21
3 「永遠の命とは、唯一の、まことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。
4 わたしは、わたしにさせるためにお授けになったわざをなし遂げて、地上であなたの栄光をあらわしました。
5 父よ、世が造られる前に、わたしがみそばで持っていた栄光で、今み前にわたしを輝かせて下さい。
6 わたしは、あなたが世から選んでわたしに賜わった人々に、み名をあらわしました。彼らはあなたのものでありましたが、わたしに下さいました。そして、彼らはあなたの言葉を守りました。
7 いま彼らは、わたしに賜わったものはすべて、あなたから出たものであることを知りました。
8 なぜなら、わたしはあなたからいただいた言葉を彼らに与え、そして彼らはそれを受け、わたしがあなたから出たものであることをほんとうに知り、また、あなたがわたしをつかわされたことを信じるに至ったからです。
9 わたしは彼らのためにお願いします。わたしがお願いするのは、この世のためにではなく、あなたがわたしに賜わった者たちのためです。彼らはあなたのものなのです。
10 わたしのものは皆あなたのもの、あなたのものはわたしのものです。そして、わたしは彼らによって栄光を受けました。」(ヨハネによる福音書 第 17 章)
3 Now this is eternal life: that they know you, the only true God, and Jesus Christ, whom you have sent.
4 I have brought you glory on earth by finishing the work you gave me to do.
5 And now, Father, glorify me in your presence with the glory I had with you before the world began.
6 “I have revealed you to those whom you gave me out of the world. They were yours; you gave them to me and they have obeyed your word.
7 Now they know that everything you have given me comes from you.
8 For I gave them the words you gave me and they accepted them. They knew with certainty that I came from you, and they believed that you sent me.
9 I pray for them. I am not praying for the world, but for those you have given me, for they are yours.
10 All I have is yours, and all you have is mine. And glory has come to me through them.”
+++ +++ +++
これは、イエス・キリストが天の神様に対して、祈りを捧げた言葉です。
「わたしのものは皆あなたのもの、あなたのものはわたしのもの」という言葉は、下手な芝居のセリフのようですが、ここでの「わたし」とは、イエスのことであり、「あなた」とは神様のことです。
一人の人間が神様に対して、このような言葉を述べることができるのは、まさに狂気か純粋な信仰です。
自分が神様からこの世に遣わされた者であるとの確信がなければ、このような言葉は真面目には語れません。そして、多くの奇跡を起こすことで、イエス・キリストはご自分が神様の一人子であることを証明されたのです。
この力強い言葉が、イエスの神様への信仰を現しているのです。今も、一人の人間が自分のものは、神様のものであり、神様のものは自分のものだということを宣言する人間はいないはずです。
丁度、親に忠実な子供が、「自分のものは親であるあなたのものであり、あなたのものは私のものです」と言うようなものです。それほど、イエス・キリストと神様の関係は緊密なのです。
当然、イエスは神様の力を受け継いでいる。神様が創造主として、この世でどんな奇跡も起こすことができるように、イエスも奇跡を起こす力を与えられているのです。そのイエスが、この世で悪魔に勝つには、十字架刑で殺害された後に、蘇ることでしかないと考えたということは重要です。
それは、神様と悪魔の霊界における関係を考慮した結果です。イエスと悪魔の関係も、イエスがこの世で悪魔に打ち勝つだけでなく、霊界のことも見越した扱いが必要なのです。だから、一般の人間にはイエスの十字架での刑死と復活の意味が完全には理解できないのです。
いずれにしても、全知全能にして全善なる万能の神様は、霊界でもこの世でもいつでも悪魔を滅ぼすことができるのです。その一人子であるイエス・キリストもこの世で悪魔を簡単に打ち負かすことができるが、神様の気持ちに沿うように、悪魔を処理しなければならない。それが、イエスの人生であり、伝道であり、イエス・キリストの教えなのです。
簡単に言えば、「人間は神様を信ぜよ、さもなければ、滅ぼされるぞ」と言えば済むわけです。しかし、悪魔と共に地獄で滅ぼされる人間を憐れまれたイエスは、愛の神様の意志に沿うように対応し、生きられたのです。
4 わたしは、わたしにさせるためにお授けになったわざをなし遂げて、地上であなたの栄光をあらわしました。
5 父よ、世が造られる前に、わたしがみそばで持っていた栄光で、今み前にわたしを輝かせて下さい。
6 わたしは、あなたが世から選んでわたしに賜わった人々に、み名をあらわしました。彼らはあなたのものでありましたが、わたしに下さいました。そして、彼らはあなたの言葉を守りました。
7 いま彼らは、わたしに賜わったものはすべて、あなたから出たものであることを知りました。
8 なぜなら、わたしはあなたからいただいた言葉を彼らに与え、そして彼らはそれを受け、わたしがあなたから出たものであることをほんとうに知り、また、あなたがわたしをつかわされたことを信じるに至ったからです。
9 わたしは彼らのためにお願いします。わたしがお願いするのは、この世のためにではなく、あなたがわたしに賜わった者たちのためです。彼らはあなたのものなのです。
10 わたしのものは皆あなたのもの、あなたのものはわたしのものです。そして、わたしは彼らによって栄光を受けました。」(ヨハネによる福音書 第 17 章)
3 Now this is eternal life: that they know you, the only true God, and Jesus Christ, whom you have sent.
4 I have brought you glory on earth by finishing the work you gave me to do.
5 And now, Father, glorify me in your presence with the glory I had with you before the world began.
6 “I have revealed you to those whom you gave me out of the world. They were yours; you gave them to me and they have obeyed your word.
7 Now they know that everything you have given me comes from you.
8 For I gave them the words you gave me and they accepted them. They knew with certainty that I came from you, and they believed that you sent me.
9 I pray for them. I am not praying for the world, but for those you have given me, for they are yours.
10 All I have is yours, and all you have is mine. And glory has come to me through them.”
+++ +++ +++
これは、イエス・キリストが天の神様に対して、祈りを捧げた言葉です。
「わたしのものは皆あなたのもの、あなたのものはわたしのもの」という言葉は、下手な芝居のセリフのようですが、ここでの「わたし」とは、イエスのことであり、「あなた」とは神様のことです。
一人の人間が神様に対して、このような言葉を述べることができるのは、まさに狂気か純粋な信仰です。
自分が神様からこの世に遣わされた者であるとの確信がなければ、このような言葉は真面目には語れません。そして、多くの奇跡を起こすことで、イエス・キリストはご自分が神様の一人子であることを証明されたのです。
この力強い言葉が、イエスの神様への信仰を現しているのです。今も、一人の人間が自分のものは、神様のものであり、神様のものは自分のものだということを宣言する人間はいないはずです。
丁度、親に忠実な子供が、「自分のものは親であるあなたのものであり、あなたのものは私のものです」と言うようなものです。それほど、イエス・キリストと神様の関係は緊密なのです。
当然、イエスは神様の力を受け継いでいる。神様が創造主として、この世でどんな奇跡も起こすことができるように、イエスも奇跡を起こす力を与えられているのです。そのイエスが、この世で悪魔に勝つには、十字架刑で殺害された後に、蘇ることでしかないと考えたということは重要です。
それは、神様と悪魔の霊界における関係を考慮した結果です。イエスと悪魔の関係も、イエスがこの世で悪魔に打ち勝つだけでなく、霊界のことも見越した扱いが必要なのです。だから、一般の人間にはイエスの十字架での刑死と復活の意味が完全には理解できないのです。
いずれにしても、全知全能にして全善なる万能の神様は、霊界でもこの世でもいつでも悪魔を滅ぼすことができるのです。その一人子であるイエス・キリストもこの世で悪魔を簡単に打ち負かすことができるが、神様の気持ちに沿うように、悪魔を処理しなければならない。それが、イエスの人生であり、伝道であり、イエス・キリストの教えなのです。
簡単に言えば、「人間は神様を信ぜよ、さもなければ、滅ぼされるぞ」と言えば済むわけです。しかし、悪魔と共に地獄で滅ぼされる人間を憐れまれたイエスは、愛の神様の意志に沿うように対応し、生きられたのです。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://eeeigooffice.asablo.jp/blog/2025/11/12/9816793/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
最近のコメント