「わたしは貧に処する道を知っており、富におる道も知っている」(フィリピの信徒への手紙 第 4 章) (I know what it is to be in need, and I know what it is to have plenty. )2025/09/23 14:43

11 わたしは乏しいから、こう言うのではない。わたしは、どんな境遇にあっても、足ることを学んだ。
12 わたしは貧に処する道を知っており、富におる道も知っている。わたしは、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に処する秘けつを心得ている。
13 わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。(フィリピの信徒への手紙 第 4 章)

11 I am not saying this because I am in need, for I have learned to be content whatever the circumstances.
12 I know what it is to be in need, and I know what it is to have plenty. I have learned the secret of being content in any and every situation, whether well fed or hungry, whether living in plenty or in want.
13 I can do all this through him who gives me strength.

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これは、パウロがローマで獄中にありながら、信徒に福音を伝えていた証拠となる手紙です。当時は、まだローマ帝国ではキリスト教が禁止されていたので、パウロはローマ軍に捕らえられていたのです、

具体的には、フィリピ(地名)の信徒はパウロが獄中で必要としていたものを集めてエパフロディトゥスに託したが、パウロはそれを受け取り、この手紙を彼に託してフィリピへ送り帰したのです。だから、獄中で貧しい生活をしていることが記されているのです。

イエス・キリストへの信仰で精神を強められたパウロは、獄中の貧しさも、かつての獄外での自由な生活も自分を縛るものではない、と述べている。それは、この世の生活は、信仰で得た新たな生活を妨げるものではないからです。獄中の不便な生活も、ものとはせず、イエスの教えの伝道に勤めるイエスの弟子のパウロの姿が現れています。

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