「神が合わせられたものを、人は離してはならない」 (マルコによる福音書 第 10 章) ("what God has joined together, let no one separate.")2026/04/09 12:16

3 イエスは答えて言われた、「モーセはあなたがたになんと命じたか」。
4 彼らは言った、「モーセは、離縁状を書いて妻を出すことを許しました」。
5 そこでイエスは言われた、「モーセはあなたがたの心が、かたくななので、あなたがたのためにこの定めを書いたのである。
6 しかし、天地創造の初めから、『神は人を男と女とに造られた。
7 それゆえに、人はその父母を離れ、
8 ふたりの者は一体となるべきである』。彼らはもはや、ふたりではなく一体である。
9 だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない」。(マルコによる福音書 第 10 章)

3 “What did Moses command you?” he replied.

4 They said, “Moses permitted a man to write a certificate of divorce and send her away.”

5 “It was because your hearts were hard that Moses wrote you this law,” Jesus replied. 6 “But at the beginning of creation God ‘made them male and female.’ 7 ‘For this reason a man will leave his father and mother and be united to his wife, 8 and the two will become one flesh.’So they are no longer two, but one flesh. 9 Therefore what God has joined together, let no one separate.”
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このイエス・キリストの教えは、今も、カトリックでは生きており、離婚は認められていない。

この離婚問題は、ヨーロッパの歴史では大きな意味を持ち、イギリスのヘンリー8世がカトリックを脱して英国国教会を創設したことは良く知ら得ている。

ヘンリー8世については、インターネットで次のように解説されっている。
「イギリスの絶対主義の時代、テューダー王朝の第2代の国王(在位1509~1547年)として絶対王政を確立するとともに、ローマ教皇パウルス3世と離婚問題から対立して破門され、イギリス宗教改革を断行した。また、イングランドのみでなくウェールズ、スコットランド、アイルランドの統治権も行使し、イギリスを一つの主権国家としての統合を進めた。また宗教改革を議会との協調で進めるなど、絶対王政ではあるが議会との概ね良好な関係を保った。それによって当時ヨーロッパの弱小国に過ぎなかったイギリスが後の大国に発展する前提を作ったと言うことができる。生涯6度の結婚をしたが、男子後継者はエドワード6世だけで、しかも彼も若くして死去したためヘンリの娘メアリ1世が王位を継承、メアリの時のカトリックへの反動などでテューダー朝は一時混乱したが、次のその妹エリザベス1世の時、ヘンリ8世の作り上げた国教会体制が完成することとなる。」

だから、イギリスの国教会は、教義はプロテスタントの教義に近く、儀式はカトリックの影響が大きいと言われる。日本では「聖公会」として知られており、「 Anglican Church(アングリカン・チャーチ)や Episcopal Church(エピスコパル・チャーチ)と呼ばれます。英国国教会(Church of England)を母体とし、カトリックとプロテスタントの要素を併せ持つキリスト教の教派です(AI)」と言われている。

結婚は、「神が合わせられたものを、人は離してはならない」として、離婚を禁じている。だから、ヘンリー8世はカトリックを脱してイギリスに独自の教会を打ち立てて、今もイギリスはヨーロッパで主流のカトリックでもなく、アメリカで主流のプロテスタントでもない、独自の聖公会組織を持つようになった。

つまり、「 カトリックが婚姻の不可解消性(離婚不可)を厳格に守るのに対し、プロテスタントは「夫婦の愛」を重視し、関係が破綻した場合は離婚を現実的な選択肢として認めます。聖書の解釈: 聖書は基本的に離婚を好ましいものとはしませんが、例外として不貞(マタイ19:9)などが挙げられます。プロテスタント内でも、特に「離婚を容認しない」保守的な教会から、「再婚も認める」リベラルな教会まで幅があります」とされている(AI)」。

日本人は、結婚が神が定めた運命だと考える人は少ないが、キリスト教の聖書では、このように「神が合わせられたものを、人は離してはならない」として、離婚を禁じている。

そして、2024年における日本の離婚の割合(千分率、つまり人口1000人あたり何人が離婚しているか)は、約1.52人であり、アメリカでは人口千人当たり約2.4人が離婚している。バチカンのあるイタリアでは、離婚率は人口1,000人あたり約1.1〜1.4件程度(2022年時点)であり、日本(約1.5件)や欧米諸国と比較して低い水準です。カトリックの影響で離婚が法的に認められたのは1970年と遅かった。

この離婚が社会で認められてから、人間社会は道徳的に悪化したという説もある。なお、死後の霊界でも霊同士の結婚というものがあると18世紀の神秘家スエーデンボルグは書いている。この世で夫婦になっても、死後の霊界では分かれてしまうという例が多い。

しかし、「神が合わせられたものを、人は離してはならない」というのが、イエス・キリストの教えであり、結婚は魂の結びつきであり、神聖なものだというのがイエス・キリストの教えです。

今でもローマ法王については、その職務は「神に完全に仕え、家族を持つことなく信徒全体を家族として愛する姿勢を示す神聖な義務とされています。過去には結婚した教皇も存在しましたが、現在ではこの慣習が固守されている(AI)」とされている。

要するに、神様に仕えるのに忙しくて、結婚などしている暇はない、というのがカトリックの聖職者なのです。このような考えに反対するプロテスタントの聖職者(牧師)の方が自由だという考えもある。

現在、プロテスタントが主流のアメリカからローマ法王が選ばれているのは、この意味でも興味深い。

いずれにしても、離婚するくらないなら、結婚すべきではなかったというのが、正当な考えのようです。

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