おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。(マタイによる福音書 第 25 章) (whoever has will be given more, and they will have an abundance. Whoever does not have, even what they have will be taken from them)2026/03/22 11:55

14 また天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。
15 すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。
16 五タラントを渡された者は、すぐに行って、それで商売をして、ほかに五タラントをもうけた。
17 二タラントの者も同様にして、ほかに二タラントをもうけた。
18 しかし、一タラントを渡された者は、行って地を掘り、主人の金を隠しておいた。
19 だいぶ時がたってから、これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと計算をしはじめた。
20 すると五タラントを渡された者が進み出て、ほかの五タラントをさし出して言った、『ご主人様、あなたはわたしに五タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに五タラントをもうけました』。
21 主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。
22 二タラントの者も進み出て言った、『ご主人様、あなたはわたしに二タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに二タラントをもうけました』。
23 主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。
24 一タラントを渡された者も進み出て言った、『ご主人様、わたしはあなたが、まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人であることを承知していました。
25 そこで恐ろしさのあまり、行って、あなたのタラントを地の中に隠しておきました。ごらんください。ここにあなたのお金がございます』。
26 すると、主人は彼に答えて言った、『悪い怠惰な僕よ、あなたはわたしが、まかない所から刈り、散らさない所から集めることを知っているのか。
27 それなら、わたしの金を銀行に預けておくべきであった。そうしたら、わたしは帰ってきて、利子と一緒にわたしの金を返してもらえたであろうに。
28 さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。
29 おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。(マタイによる福音書 第 25 章)

14 “Again, it will be like a man going on a journey, who called his servants and entrusted his wealth to them. 15 To one he gave five bags of gold, to another two bags, and to another one bag,[a] each according to his ability. Then he went on his journey. 16 The man who had received five bags of gold went at once and put his money to work and gained five bags more. 17 So also, the one with two bags of gold gained two more. 18 But the man who had received one bag went off, dug a hole in the ground and hid his master’s money.

19 “After a long time the master of those servants returned and settled accounts with them. 20 The man who had received five bags of gold brought the other five. ‘Master,’ he said, ‘you entrusted me with five bags of gold. See, I have gained five more.’

21 “His master replied, ‘Well done, good and faithful servant! You have been faithful with a few things; I will put you in charge of many things. Come and share your master’s happiness!’

22 “The man with two bags of gold also came. ‘Master,’ he said, ‘you entrusted me with two bags of gold; see, I have gained two more.’

23 “His master replied, ‘Well done, good and faithful servant! You have been faithful with a few things; I will put you in charge of many things. Come and share your master’s happiness!’

24 “Then the man who had received one bag of gold came. ‘Master,’ he said, ‘I knew that you are a hard man, harvesting where you have not sown and gathering where you have not scattered seed. 25 So I was afraid and went out and hid your gold in the ground. See, here is what belongs to you.’

26 “His master replied, ‘You wicked, lazy servant! So you knew that I harvest where I have not sown and gather where I have not scattered seed? 27 Well then, you should have put my money on deposit with the bankers, so that when I returned I would have received it back with interest.

28 “‘So take the bag of gold from him and give it to the one who has ten bags. 29 For whoever has will be given more, and they will have an abundance. Whoever does not have, even what they have will be taken from them.
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これは、イエス・キリストが天国を、「ある人が自分の財産を僕(しもべ)に預けて旅に出た」ようなものだと、たとえ話で語られたときの話です。

5タラント(貨幣の単位)を預けられた者や、2タラントを預けられた者は、それを元手にして経済活動をして、預けられたカネを増やしたのでほめられたが、1タラントしか預けられなかった者は、その1タラントを「地の中に隠して」おいたと言ったので、彼らの主人は、その最後の僕を怠惰だと言って責めたという話しです。

そして、「持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられる」と教訓を述べておられる。

これは、神様が各個人に、それぞれに相応しい才能を与えられて、この世に送り出されたことを意味している。わずかな才能にも忠実であった者は、さらに多くの才能を与えられて、もっと多くの才能がもたらす人生のチャンスを扱えるようなる。そのような者は、主人である神様と一緒に喜べと言われている。しかし、与えられた才能を全く使わなかった者は、その才能すら神様に取り上げられて、才能を活用していた者にその取り上げた才能を与えられてしまう。

これは、どこか不公平な感じがするが、神様という人間の主人が、それぞれの人間にただで与えるものを、粗末にしてはいけない、という教えです。与えられたものは、十分に活用し、それを倍増させることが望まれている。活用しないものは、悪い怠惰な人間だと判断しておられる。神様が、まかない所から刈り、散らさない所から集めるような不公平な方だと思っているのかと責めておられる。そして、まかされたものがカネなら、地中に隠しておくのではなく、せめて銀行に預けて利子を稼げと教えておられる。

まさに、「持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられる」という厳しい神様の判断が働くのが、人間界なのです。神様が与えられたものを、粗末にするなという教えです。

また、神様のつかわす天使が、信仰者を助けるために、与えられたさまざまなものを、活用せよという教えです。

人生の苦境や、ピンチの時にも、神様が信仰者に天使を送って助けてくられるが、その助けを感じたなら、それを活用せよということです。そういう意味で、人生には積極的に取り組むべきなのです。

悪魔は人間の心に入り込み、怠惰な生活をさせようとする。やる気をなくさせるのも、悪魔のやり方です。正しいことは、積極的に取り組めという教えです。

悪事ですら、積極的に取り組む者は、悪魔からさらに多くのチャンスを与えらえる。悪魔の企ては長続きしないが、天使がもたらす善行のチャンスはさらに多くの機会に通じる。悪事でも、善行でも積極的に取り組めば、効果が出るというのが、この世の法則であり、また、悪事はやがて天使によって破壊されるが、善行はさらに天使によって大きく拡大される。それを神様は喜ばれる。まさに、全知全能で全善なのが神様であり、人間も神様の気持ちに沿うことが求められている。

善人として生きることが、人間の義務なのです。

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