何を食べ、何を飲もうかと、あくせくするな、また気を使うな (ルカによる福音書 第 12 章) (do not set your heart on what you will eat or drink; do not worry about it)2026/03/03 11:09

27 野の花のことを考えて見るがよい。紡ぎもせず、織りもしない。しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
28 きょうは野にあって、あすは炉に投げ入れられる草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。
29 あなたがたも、何を食べ、何を飲もうかと、あくせくするな、また気を使うな。
30 これらのものは皆、この世の異邦人が切に求めているものである。あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要であることを、ご存じである。
31 ただ、御国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられるであろう。(ルカによる福音書 第 12 章)

27 “Consider how the wild flowers grow. They do not labor or spin. Yet I tell you, not even Solomon in all his splendor was dressed like one of these.
28 If that is how God clothes the grass of the field, which is here today, and tomorrow is thrown into the fire, how much more will he clothe you—you of little faith!
29 And do not set your heart on what you will eat or drink; do not worry about it.
30 For the pagan world runs after all such things, and your Father knows that you need them.
31 But seek his kingdom, and these things will be given to you as well.
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「何を食べ、何を飲もうかと、あくせくするな、また気を使うな」というイエス・キリストの教えは、人間の基本的な生きる姿勢について述べられたものです。

生きるためには、食べることが重要です。しかし、食欲にかまけてはいけないと注意されておられる。だから、グルメや美食などは、許されないことになる。

食べるもの、飲むものにこだわり、また、健康食品などにこだわるのもこの教えに反している。実際、健康は、飲み物や食べ物によるのではなく、霊的な力によるのであり、霊体は物質的な飲食によって健康が維持されるものではない。

神の御国を求めれば、そこでは、霊的な充足感に添えて、物質的に必要な飲食も満たされる。霊が先行し、物質的問題はそれに従って解決されるという考えが重要なのです。

悪魔が、かつて、空腹のイエス・キリストを食べ物で誘惑したことがあるが、石をパンに変えよという悪魔の誘いに、イエスは、「人はパンのにみにて生きるものではない」と戒められたことと関係する。

また、「きょうは野にあって、あすは炉に投げ入れられる草」でさえ、神様はかつてのユダヤ人の名君ソロモン王以上に着飾らせていると指摘して、自然の美や神様の愛の深さを指摘されている。人工的な装飾や欲望の充足は無意味なのです。

要するに、これは、生に必要なものを超えて、人間が欲望を満たそうとすることを警告している。衣食住は必要最小限のレベルにとどめるだというのがイエス・キリストの教えです。つまり、清貧生活を推奨しておられる。

だから、宗教団体も華美な建物や、聖職者などの華麗な衣装などとは、無縁であるべきです。キリスト教の教会も地味で、神父や修道女なども質素な姿をすることをイエス・キリストは求めておられる。

全ては飲食の欲望から発している。これが、信者に求められる基本的な生きる姿勢なのです。

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