『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』2025/04/23 18:44

イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 これがいちばん大切な、第一のいましめである。」(マタイによる福音書 22:37-39)

Jesus replied: “‘Love the Lord your God with all your heart and with all your soul and with all your mind.’ This is the first and greatest commandment.

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これが、イエスの教えの基本です。

まず神様の存在を信じていなければならない。そして、全身全霊で神様を愛せということです。まさに、心の問題であり、霊的な姿勢です。

ただし、人間の心や霊は、普通、他人には見えない。本人にも霊は意識できない。意識を集中して、自分の心を探れば、その奥に見えない力を感じるものです。そして、自分の生命はそこから出ていると気が付くものです。それが、魂であり、死ねば霊となる人間の実体です。

人間は、その存在の基盤である魂と霊、そして、魂や霊から生まれて肉体と結びついた心の全てを使って神様を愛せというのが、イエスの最も重要な教えです。

神様の存在を信じ、そして神様を愛せということです。仏教でも神道でも、神仏を愛せとは教えていない。神仏は崇拝し、恵みを求める相手であるということになっている。しかし、イエスの教えでは、神様は父であり、神様は父が子を愛するように人間を愛してくれる、だから、人間は、子が父を愛するように愛せと教えている。

仏教や神道の神仏は、世界と人間を作った存在ではない。心霊主義から言えば、仏教や神道の神仏は、霊界の大霊であっても、霊界と物質界の創造主ではない。霊界にいる仏教や神道の神仏の上に、霊界と物質界の創造主がおり、この創造主がイエスの神様であり、創造主はイエスという人間の姿を取って、この世に現れたというのがキリスト教の教義です。

つまり、仏教や神道と、本来のキリスト教は、適用範囲が異なる。仏教や神道は、霊界の大霊が物質界に及ぼす影響を扱っているが、本来のキリスト教は、霊界と物質界の創造主である神様の教えを伝えるものです。だから、仏教や神道に従う者でも、イエスの教えを学ぶことはできるし、そうしても、仏教や神道の教えとは抵触しない。

仏教や神道などの宗教は、地球を含む太陽系であるなら、本来のキリスト教は、銀河系を含む大宇宙全体を適用範囲としている、と考えるべきです。

物質界(大宇宙)は、神様が霊界から、想念と言葉を使って、霊的エネルギーを動かして生み出した、という意味のことが聖書には書かれている。物質を探求する物理学では、宇宙の謎も、素粒子の謎も解明尽くすことはできない。物質界を完全に理解するには、科学ではなく、信仰心が必要なのです。そして、神様を愛することによってのみ、宇宙の謎も、原子レベルの謎も理解できるのです。


ただし、科学が無用というわけではない。現代科学も、キリスト教文明の欧米で2千年以上かけて生まれたものであり、本来のキリスト教の影響が現れている。

しかし、現代科学は、物質文明の影響を受け、心霊主義を軽んじ、古来からの霊的文化を迷信として無視し、悪魔の影響を受けているので、それが生み出した現代物質文明は、人間の欲望と金銭欲に染まり、悪魔の影響を受けている。だから、聖母マリアの霊が霊界からこの世に出現して、物質文明はやがて崩壊すると警告を与え続けているのです。

霊能力の発達した異星人でも、UFOに連れ込んだ人間に、同様の警告を発している。

この今世紀の文明の危機を回避するには、「全身全霊で神様を愛せ」という、イエスの教えに立ち返り、それを実行するしかない。ただし、今のキリスト教会は霊的問題を軽視しているので、各人が聖書を読んで、イエスの教えを学ぶ必要がある。

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